初秋の古都

2020年の猛暑が終わりました

コロナ渦の中で、暑い暑い夏がようやく終わりました。自転車が楽しい季節です。京都自転車散策。京都が代表する地方都市の日常は、近くの川辺を歩いたり自転車で散策できること、大都会にはない楽しみです。それが「新しい日常」です。

早速近くの高野川を下って鴨川ベリへ、そして鴨川伝いに七条まで、そこで川を離れて西へ向かい京都駅まで、およそ6kmほどの距離のサイクリングを楽しみました。東京で言えば、渋谷から池袋くらいまでの距離になるでしょうか? 渋谷から池袋まで自転車で行こうと思えば、溢れかえる自動車に追いかけられながらという、決死の覚悟で自転車をこぎ続けなければいけないでしょうが、京都のこの道は実に快適そのもので自転車をこぐことが出来ます。

高野川左岸 川端から自転車の為に河川敷に降りる道がついている 向こうにも歩道+自転車道

京都えねるぎぃっ亭から西へ向かい高野川へ。高野川沿いには自動車道(川端通り)があって自動車で結構混んでいますが、それを渡ると高野川。川端通りからは河川敷へ、人が降りるための階段と、自転車が降りるためのゆったりとしたスロープがあります。
このスロープを降りると歩行者と自転車しか通れないゆったりとした河川敷に出ます。これを伝って南へとひたすら進みます。スピードは出せません。人にぶつけてもアカンし、誤って川に落ちたらメッチャアホや。自然とゆっくりしたスピードで景色を楽しみながら。

高野川河川敷 人と自転車の為の小径 左の標識には鴨川との合流点まで1kmとある

鴨川もそうですが、この高野川にも両岸に桜並木があり、春には一面の桜が咲きます。今は緑一色ですが、もうじき桜の紅葉を迎えます。桜の紅葉もきれいですよ。

桜並木 桜の紅葉もあでやか もうすぐです

上流を振り返ればおなじみの流れの段差。京都ではドンドというそうです。左の石の上には水鳥が。

高野川と鴨川の合流地点。川の中に石が並べられ、石を伝って川を渡ることが出来るようになっています。子供達の遊び場。大人も遊んでます。平日はこのように人の気配は乏しくなりますが、休日には人で賑わいます。人出が少ないのはコロナの影響かも。後ろは北山。右は糺の森-下鴨神社。

鴨川は水鳥が多いです。のんびりするには一番。河原で楽器の練習をする人がいるのは、昔からおなじみの風景です。50年以上前、私が学生の時から多かった。何しろ京大や同志社が近い。

三条大橋が近づきます。それと共に河床も目立ち始めます。

鴨川沿いの散策はのんびりするには最高です。
ちなみに琵琶湖疏水を計画したとき北垣国道は、琵琶湖水面とこの三条河原の水面の高さの差が140尺ほどあることを調べ、水力というエネルギー源を得るにはうってつけだと考えたのでした。鴨川と高野川の合流地点から北へ1.5kmほどの処に、哲学の道を通った後の琵琶湖疏水分線が流れていますが、そこで疏水と高野川の水面はほぼ同じ高さになります。琵琶湖疏水は素晴らしく良く出来ていて、琵琶湖の水面からほとんど下がらないよう流れてきていますから、その琵琶湖疏水と高野川が出会う地点からここ三条河原まで、川の水面は40m弱下がっている計算になります。一方その間に川は3kmほど流れていますから、300進んで4下がるという計算になり、1%強の勾配となります。自転車は2%の勾配を下がるとき、ペダルをこがずともほぼ同じ速さで走りますから、この川辺の自転車下りは軽くペダルを踏めば、軽々と自転車は進むという、自転車乗りにとって最高の気分を味わえるわけです。ただし帰りは平地の倍のエネルギーを使わなければ自転車は進まないという苦難に遭うことになりますが。でもそのくらいはガマンせぃ。
サイクリングを更に続け、七条で川と別れ京都駅に。京都駅で少し早い夕食を済ませ、帰りは暗くなった夜道を高瀬川沿いに帰ってきました。
鴨川の水鳥たちをスラーダーでご覧下さい。わずか一時間で移動しながら会うことが出来る水鳥たちです。道草を食いながら六キロほどを一時間かけてのサイクリング。平均時速六キロ。時速10km程度が、人に心地よい速さだと実感できます。それを楽しめる街は、全国至る所にあるでしょう。未来社会が多くの人に楽しみを与える社会であることを実感します。

えねるぎぃっ亭南駄老でした。

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