Go To キャンペーン

東京発着を除外しての判断は妥当

Go To トラベルキャンペーンが東京発着を除外して実行されることになりました。基本的には妥当な選択だったと思います。
過密な東京が悪いのだとの認識が必要です。東京に住んでいる人が悪いのではない。過密な東京は三密を避けるのが非常に難しい。したがって感染がなかなか収まらず、緊急事態宣言の解除を待って、どんどん新規感染者が増していきました。都知事の対応も良くなかった。というか何も対策を講じているとは思えませんでした。西村さんの対応も良かったとは言いがたい。でも基本的には東京は過密だから皆がガマンしたにもかかわらず完璧な収束に失敗し、再び拡大に転じました。そしてそれが全国に波及しつつあるのです。
この事態を直視する必要があります。東京一極集中を是正し、東京の過密状態を無くし、人口を全国に分散して地域分散型社会を作る。それしか感染に強い日本を作る方法はありません。

地方経済は、全国一律の休業要請によって、著しく疲弊した

緊急事態宣言は、鹿児島、青森、鳥取など都会から離れた地域にも、全国一律に出されました。全国一律に、人との接触を8割減らすよう要請されました。これらの地方には厳しすぎる要請でした。むしろこれらの県では、緊急事態宣言時にも、県内の移動や経済活動を推奨すべきだったのです。
地方は人口が集中する東京に過度に依存しています。緊急事態宣言は東京との経済的つながりを遮断し、地方経済を疲弊させることになりました。全国一律の緊急事態宣言は、自分の県や近隣の県を相手とする経済活動まで一律にストップさせ、不必要な疲弊を増大し、地域経済に重大な悪影響をもたらすことになりました。
三密を避けることは地方都市では比較的容易に可能となるのは当然です。今回のコロナ禍は、これからも起こりうる感染症対策に大切な教訓を与えてくれます。各地方はこの経験を必ずデータを含めて記録に残し、経験を後世に残していくべきでしょう。そしてコロナの真の終息後、それは恐らく2年ほど経った後でしょうが、その経験を生かして地域分散型社会を、全国で協力して実行しなければいけないのだと思います。
感染に強い日本を作り上げるには、全国一律の政策では無く、各地域が独自に工夫できる政策を立てていかなければならないのです。その第一歩として、東京発着を除外したGo To トラベルキャンペーンがあると捕えれば良いのじゃないでしょうか。
またGo To トラベルキャンペーンは、旅行会社が媒介する事業です。旅行会社にはきちんとデータを残し、キャンペーンによる人の流れを掌握する義務を課し、そのデータと感染者数との関連を政府は明らかにし、今後の対策に生かすべきでしょう。

Go To キャンペーンは、地域の魅力を考える手段でもある

東京一極集中を終焉させ、地域分散型社会を作るには、地域の人達が自分の地域の良さを知り、またその欠点を是正し、地域の魅力を全国に発信して行かなければなりません。そうすることによって始めて、地域への人口の流入を促進することが出来ます。
例えば私が大学勤務時代、地域活性化のために長野県の原村の人と話しているとき、このような話が出ました。何も北海道に行かなくとも近くに原村があるという宣伝をすれば良い。その意味では北海道と原村はライバルです。良きライバルとして、魅力を磨き合って、全体で多様な魅力を持つ日本を底上げするのが良いでしょう。ライバルとして魅力を磨き合う一番の方法は、お互いに相手を訪問することです。
長野の人がゆっくりと北海道に滞在する。あるいは逆を行う。例えばこの夏、お互いそれをやれば良いじゃないですか。基本半額でいけるのですもの。また相手の名産をクーポンで手に入れ、お土産として持ち帰り、それを参考に地場産の製品改善のヒントを得れば良いじゃないですか。
九州の人が北海道を訪れてもいい。遠いですからなかなか行く機会が無いでしょう。北海道の人が沖縄を訪れてもいい。海に囲まれ、美しい海の景色に恵まれた日本です。オホーツク海と玄界灘の海の景色を比較したとき、何が出てくるのか面白いと思いませんか?
京都にいてもお昼のワイドショーは東京の話題ばかりで話が進みます。この馬鹿さ加減を、テレビの出演者は認識すべきです。一番遅れた20世紀型の地方-東京の恥を全国に垂れ流しているのです。
話題は何故東京じゃ無く東京圏にしないのだとか、時期が早いとか、そういう話ばかり。東京目線はやめていただきたいとつくづく思います。地方の人が埼玉県と東京圏が持つ意味合いを、東京圏の人と同じように解ると思っているのでしょうか? それに気がつかないことが東京目線なのです。
これを機会に長時間のワイドショーでは、地域分散化未来コーナーを設けたほうが、未来の日本にすべての人が希望が持てる番組になるのじゃないでしょうか。ここで書いたような長野と北海道の魅力交換旅を発案発信し、その記録を放映し、東京の人にもコロナ終息後の参考にしてもらえるような、希望に満ちた番組を制作するのです。東京の人は間違いなくしばらくは動けないのですから。

これを東京対全国の対立図式に持ち込んではいけない

一部のポピュリズム政治家が、仮想敵を作って対立を煽り、その姿で民衆を引きつけ、選挙を戦っていくという姿勢で選挙が行われることが、21世紀になって頻繁に見られるようになりました。これは決して新しく希望に満ちた21世紀を開くものではなく、20世紀の古い常識を捨てることが出来ない大衆を、古い価値観に情緒的に乗った形で利用するものだというのは、過去の例から見ても明らかです。古い価値観に乗っている以上、何も実績を上げられないのは当然です。
そのパターンで見ると、東京が除外されたと意識的に国との対立を煽り、東京から衆議院選挙に打って出て、国政に復帰する誰かの戦略にまんまと乗ってしまう可能性がある「東京発着除外」ですが、決して東京の人が悪いと言われているのではなく、過密な東京が悪いのだと東京の人達も理解し、その過密を避けるためにはどうしたら良いのかを考えるきっかけにして頂きたいものだと思います。そこからアフターコロナが見えてくるでしょう。

えねるぎぃっ亭南駄老でした。

NPO法人千年文化を考える会は、エネルギーを通じて未来社会を考えます。自然エネルギーに支えられる社会は、地域分散型社会であると、エネルギーの基本に基づいた長年の考察から結論し、それを多くの人に理解してもらう活動を行っています。
NPO法人の主たる財源は、諸会費と寄付に頼っています。このブログに通販や旅行代理店へのリンクを張りますが、そのリンクを通じて購入して頂けば、通常のポイントなどに加えたポイントが付与され、それが寄付金として当法人の収入となる仕組みです。是非Go To トラベルキャンペーンをご利用の際には、地域活性化の観点をお持ちになり、それが自然エネルギー未来社会に繋がることをご理解の上、下記リンクをご利用いただければ幸いです。なおGo To トラベルキャンペーンについての詳細は、下記リンクの各キャンペーン欄でお調べ下さい。

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